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ChatGPTやClaude、あるいはホームページ作成サービスのAIでサイトを自分で作った。公開もできた。
ところが数日たって社名で検索しても自分のサイトがどこにも出てこない。
壊れているのか、何かの設定を忘れたのか、それともAIで作ったことが原因なのか。この相談、最近増えています。
先に結論を言うと原因はだいたい3つのどれかです。そして3つのうち2つは自分で確かめられます。
順番に見ていきましょう。
まず本当に「出ていない」のか確かめる

対処の前に、いまの状態を確かめます。やり方は1分で終わります。
Googleの検索窓に、次のように入れてください。
site:あなたのサイトのURL
たとえば site:example.com のような形です。これは「このサイトのページをGoogleが持っているか」を直接たずねる検索です。
結果は2つに分かれます。
- 自分のページが出てくる → Googleには載っています。出てこないのは「順位」の問題です。理由3に進んでください
- 何も出てこない → Googleにまだ載っていません。理由1か理由2です
この切り分けだけで、やることが半分に絞れます。
理由1 Googleがまだ気づいていない
新しく公開したサイトはGoogleが見つけて一覧に載せるまで時間がかかります。数日で載ることもあれば数週間かかることもあります。

つまり公開して1〜2週間なら、壊れているのではなくまだ順番が来ていないだけの可能性が高いです。
待つだけでも載ることは多いですが、早めたいなら「Google Search Console」という無料の道具を使います。Googleが公式に用意しているサイトの持ち主向けの窓口です。
やることは2つ。
- サイトを登録する
- 「URL検査」という画面に自分のページのURLを入れて、登録をリクエストする
これで「うちのサイトを見に来てください」とGoogleに直接伝えられます。検索して出てくる公式の手順どおりに進めれば、専門知識がなくても登録までは進めます。
理由2 中身がGoogleに見えていない
2週間以上たっても site: 検索で何も出ない場合、Googleがページを読めていない可能性があります。AIで作ったサイトで起きやすいのは次の2つです。
「検索に出さない」設定が残っている
ホームページ作成サービスやWordPressには、「検索エンジンに表示しない」という設定があります。制作中のページを隠すためのものでこれがオンのまま公開されているケースが意外とあります。
管理画面の公開設定やプライバシー設定のあたりに、それらしい項目がないか見てください。チェックを外すだけで解決するならいちばん軽い着地です。
見た目は綺麗でも文字が「読める形」になっていない
こちらがAI特有の話です。AIが作るページは、人が見ると綺麗に表示されるのに、Googleから見ると文章がほとんど無いページになっていることがあります。ページを開いたあとに文字が組み立てられる作りだとGoogleが読み落とすことがあるためです。
海外ではすでに「AIで作ったサイトは、見た目は完璧なのに検索に何週間も出ない」という問題として知られ始めています。作れることと、見つけてもらえることは別の話なんです。
見分け方をひとつ渡しておきます。パソコンで自分のページを開いて、右クリックから「ページのソースを表示」を選び、そこで店名や本文の文章を検索(Ctrl+F)してみてください。表示されているはずの文章が見つからなければこのケースです。
ここに当てはまった場合、直すには作りそのものに手を入れる必要があります。AIに「直して」と頼んでも別の場所が壊れやすい領域なので、自力で粘るよりサイト制作のプロに現状を見せるほうが早いことが多いです。
理由3 社名では出る。でも「地域+業種」では出ない
site: 検索でページが出てくるなら、Googleには載っています。社名で検索して出てくるならなおさら正常です。
「新宿 美容室」のような言葉で出てこないのは故障ではありません。その言葉では何年も運営されてきたサイトたちと順位を競うことになるからです。できたばかりのサイトが並ぶには中身と時間が要ります。
ここは焦らなくて大丈夫です。まずは社名で出る状態を確かめてお客さんにはURLを直接渡す。検索での集客はそのあとに育てるものと考えてください。
ちなみにこれからは、Googleで探す人だけでなく、ChatGPTのようなAIに「近くのいいお店」を聞く人も増えていきます。その話はAIに「選ばれるサイト」を作るための新常識で書いています。
検索に出なくても困らない場合もある
正直な話をすると急いで直さなくていいケースもあります。
紹介と常連さんで回っているお店。インスタやLINEから予約が入るお店。こういう商売ならホームページは「気になった人が確認しに来る場所」として働いていれば十分です。URLを直接渡せているなら検索に出ていなくても仕事はしています。
検索対策に時間とお金をかける価値があるのは、「探して比べてから選ぶ」お客さんを取りたい場合です。自分の商売がどちらなのかを先に決めると無駄な出費をしなくて済みます。
どこまで自分でどこからプロか

最後に線引きです。ここまでの内容で、自分でできるのは3つ。
- site: 検索で、載っているかを確かめる
- 管理画面で「検索に出さない」設定が残っていないか見る
- Google Search Consoleに登録して、登録をリクエストする
ここまでやって2〜3週間待っても出てこない、あるいはソースを見たら文章が見つからなかった。そこから先は作りに手を入れる領域です。
私たちはコーポレートサイトの制作をやっている会社ですが、いきなり作り直しをすすめるつもりはありません。AIで作ったサイトを活かせるのか、直すならどこか、作り直したほうが安いのか。その判断の材料がほしい、という段階の話で構いません。お問い合わせから現状のURLを送ってもらえれば、まず状態を見ます。



