2026.10.10WEB制作

3Dや動きのあるホームページの費用はいくら?向いている業種も

AUTHORCreavePlus 編集部
この記事の目次

3Dや動きのあるホームページの費用は、動きをどこにどれだけ入れるかで大きく変わります。文字や写真がふわっと出る程度の小さな動きなら、通常の制作の範囲で考えられることが多いです。一方で立体の商品が画面の中で回るような3Dを入れると、数百万円単位で上がることもあります。

他社の動きのあるサイトを見て、同じようなものを作れるか気になった。でも費用の見当がつかず、上司に聞かれても答えられない。そんなWeb担当者の方に向けて、動きの種類ごとの費用の考え方と業種ごとの向き不向きを書きます。

最後に、見積もりを頼む前に上司と確かめたいチェックリストも付けました。動きを入れない方がよい場面も正直に書いています。

費用を決めるのは動きの種類と入れる範囲

ひとくちに「動きのあるホームページ」と言っても中身はさまざまです。費用を考えるときは、次の3つに分けると見当がつけやすくなります。

動きの種類

例

費用への影響

小さな動き

スクロールに合わせて文字や写真がふわっと出る。ボタンにふれると色が変わる

通常の制作の範囲で考えられることが多い

演出としての動き

トップの画面で写真がゆっくり切り替わる。ロゴが描かれるように出てくる

デザインと作り込みの手間が増えて見積もりが上がる

3D

立体の商品を回して見せる。画面の奥へ入っていくように見せる

立体の素材作りと調整が加わり大きく上がる

3Dは、WebGL(ブラウザの中で立体を描く技術)で作ることが多いです。立体の素材を作る作業に加えて、スマホでも重くならないように調整する作業がかかります。費用が大きく動くのはこのためです。

一般的なホームページ制作の相場を説明した記事でも、アニメーションの有無で手間が変わると書かれています(ホームページ制作の費用相場の解説)。動きを足すほど、デザインと作り込みの時間が増えるからです。

3Dを入れると数百万円単位で上がることもある

3Dのサイトを多く手がける制作会社のUtsuboの予算帯別ガイド(2026年2月公開)では、次のような目安が示されています。

  • 75万〜225万円の帯:軽いアニメーションは含むが3Dは含まない
  • 300万〜750万円の帯:効果が見込める箇所(トップの画面など)にだけ3Dを入れる
  • 3Dを入れる場合の上乗せ:規模によって225万〜1,200万円

これは1社の目安です。ブランドの世界観を作り込む大きなサイトを前提にした数字なので、中小企業や店舗のホームページで同じ金額になるとは限りません。

それでも「3Dは素材作りから始まるので費用が大きく動く」という傾向は知っておいて損はありません。3Dを入れる範囲をトップの画面だけに絞るなど、範囲を決めるほど見積もりは読みやすくなります。

弊社の料金で見るとどこからが見積もりになるか

弊社のコーポレートサイト制作は150,000円からです。基本のページ一式と自分で更新できるCMS(文章や写真を管理画面から直せる道具)の導入、問い合わせフォームが入ります。

スクロールに合わせて文字が出るような小さな動きは、弊社が得意としている部分です。ただしどこまでを基本の料金に含めるかは、ページ数や動きの数をうかがって決めます。

演出としての動きや3Dを入れる場合は、内容をうかがってお見積もりします。見積もりは無料です。どこの制作会社に頼む場合でも「動きを入れた場合」と「入れない場合」の2通りで見積もりを出してもらうと比べやすくなります。

公開後の保守も考えておきましょう。弊社が作ったサイトの保守は月額5,000円からです。動きの多いサイトほど、ブラウザの更新で表示が崩れていないかを確かめる手間が増えます。

動きが向いている業種と控えめにしたい業種

動きを入れるかどうかは、業種よりも「お客さまが何を見て選ぶか」で決めるのが弊社の考えです。そのうえで業種ごとの傾向を表にしました。

業種

向き

理由

気をつけたいこと

飲食店

向いている

料理や店内の雰囲気で選ばれる

メニューと営業時間がすぐ見つかることを優先する

美容・サロン

向いている

仕上がりの印象やお店の世界観で選ばれる

予約のボタンが動きに埋もれないようにする

不動産

向いている

物件や街の雰囲気を伝えたい

物件の情報を更新しやすいことを先に決める

ブランド商品

向いている

商品の形や質感を見せたい

3Dは商品の数が多いほど素材作りの費用が増える

医療・クリニック

控えめがよい

診療時間や場所を早く知りたい人が多い

動きのせいで大事な情報が遅れて出ないようにする

士業・専門サービス

控えめがよい

信頼感と分かりやすさで選ばれる

派手な動きより料金や手順の見やすさを優先する

控えめがよい業種でも、動きをまったく入れない方がよいわけではありません。ボタンにふれたときの小さな反応や、写真がゆっくり出る程度なら読みやすさを損ないません。

正直に言うと、目的がはっきりしないまま動きを足すことは弊社もおすすめしていません。動きが多すぎると、伝えたい文章が読まれる前に離れられることがあるからです。大事なのは動きが情報の邪魔をしないことです。

動きを入れるならスマホでの速さを先に決める

動きのあるサイトでいちばん多い心配は「重くならないか」です。Googleは表示の速さと使いやすさの目安としてCore Web Vitals(ページの体験を測る3つの目安)を示しています。たとえば画面でいちばん大きな画像や文字が表示されるまでの時間は2.5秒以内が「良好」です。

3Dは読み込むデータが大きくなりやすいので、この目安を守れるかを作る前に確かめることが大切です。速さの考え方はCore Web Vitalsの基礎知識の記事でくわしく書いています。

もう1つ忘れがちなのが動きが苦手な人への配慮です。MDNの解説によると、大きな動きでめまいや不快感を覚える人がいます。そのためスマホやパソコンには「視覚効果を減らす」などの設定があります。サイトの側はこの設定を読み取って、動きを止めたり控えめにしたりできます。

御社のいまのサイトがスマホで重くないかを先に知りたいときは、無料のサイト診断で確かめられます。

3Dを自分で試してみたい方には、Claude Codeで3Dを作るときに入れたいスキルの記事もあります。ただし仕事のサイトとして公開するなら、スマホでの速さと更新のしやすさまで含めて考える必要があります。

見積もりを頼む前に上司と確かめたいチェックリスト

制作会社に相談する前に次の項目を社内で確かめておくと、見積もりがぶれにくくなります。このリストはそのまま社内で見せて使えます。

  • 動きを入れたい理由を一言で言える(例:料理の雰囲気を伝えたい)
  • 参考にしたいサイトのURLを2〜3件用意した
  • 動きを入れたいページを決めた(トップだけか全ページか)
  • 3Dが必要か小さな動きで足りるかを話し合った
  • スマホで表示の速さをどこまで求めるかを決めた
  • 動きを入れた場合と入れない場合の2通りの見積もりを頼む
  • 公開後の保守の費用と更新する人を確かめた

参考サイトには「どこが良いと思ったか」も添えると伝わりやすくなります。たとえば「写真の出方が好き」「商品が回るのが良い」のように書くと、制作会社は必要な動きの種類を見分けられます。

反対に「なんとなくおしゃれにしたい」だけで頼むと、動きの範囲が決まらず見積もりの幅が広くなります。理由と範囲を先に決めることが、費用を抑えるいちばんの近道です。

よくある質問

3Dのホームページは小さな会社でも作れますか

作ることはできます。ただし3Dは素材作りと調整の手間がかかるので費用が大きく動きます。トップの画面だけに絞るなど範囲を決めると見積もりを抑えやすくなります。

動きを入れると検索で不利になりますか

動きがあるだけで不利になるとは言えません。ただし表示が遅くなると見る人が離れやすくなります。Googleが示す表示の速さの目安を守れるかを作る前に確かめてください。

動きのあるサイトを頼むといくらからですか

弊社のコーポレートサイト制作は150,000円からです。小さな動きをどこまで含めるかは内容をうかがって決めます。演出や3Dを入れる場合はお見積もりで見積もりは無料です。

今のサイトに動きだけ足すことはできますか

できる場合もありますが今のサイトの作り方によって手間が大きく変わります。まずは今のサイトを誰がどんな道具で作ったかを確かめてください。

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