WordPressの移行費用はいくら?続ける場合と5年分で比べる方法
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WordPressから別のCMS(文章や写真を管理画面から直せる道具)へ移行する費用は、ページ数とデザインを変えるかどうかで決まります。デザインをそのままにして載せ替えるなら弊社では30万円からです。続ける場合の保守費を5年分足して並べると、上司にも説明しやすくなります。
「WordPressはやめた方がいい」という記事を読んで、社長から載せ替えの話が出た。でも費用の見当がつかず、今のまま続けるのと比べてどちらが得かも分からない。この記事はそんなWeb担当者の方に向けて書きました。
最後に上司と確かめたいチェックリストを付けています。続けた方がよい場合もはっきり書きました。
移行の費用はページ数とデザインを変えるかで決まる
載せ替えの費用を大きく分けるのは2つです。1つはページと記事の数で、もう1つは見た目も新しくするかどうかです。
他社の相場の例として、CMS移行の費用と注意点の解説では次の目安が示されています。
サイトの規模 | 費用の目安 | 条件 |
|---|---|---|
小規模(10〜30ページほど) | 30万〜80万円ほど | デザインはほぼそのままでCMSだけを入れ替える |
中規模(30〜100ページ) | 100万〜300万円 | デザインの作り直しも含む |
大規模 | 300万〜1,000万円以上もある | 会員機能や通販の機能を含む |
中小企業のコーポレートサイトなら、多くは小規模の行に当てはまります。見た目を変えずに載せ替えるだけなら、作り直すより費用は抑えられます。
参考までに弊社では、デザインはそのままで載せ替えるCMS移行が300,000円からです。記事と画像とURLの移行と旧URLからの転送が入っています。目安は固定ページ10ページと記事30本ほどまでです。見た目も新しくする場合は600,000円からです。
費用の内訳は設計とデータ移行とテスト
見積もりの中身は、おおむね次の3つに分かれます。見積書を受け取ったら、この3つがそれぞれ書かれているかを見てください。
- 設計:今のページを洗い出して新しいCMSでどこを誰が更新できるようにするかを決める
- データ移行:固定ページや記事と画像を新しいCMSに移す
- テスト:表示やリンクや問い合わせフォームが今と同じように動くかを確かめる
3つの中でテストが書かれていない見積もりは、中身を聞いてから決めてください。先ほどの解説でも、テストの工程で想定外の不具合が見つかりやすいと書かれています。
続ける場合と5年分で並べると判断しやすい
載せ替えの見積もりだけを見ると、高く感じます。今のWordPressにかかっている費用と同じ期間で並べると、比べやすくなります。ここでは5年で比べます。
次の表は弊社の料金の最低額で計算した例です。サーバー代とドメイン代はどちらでもかかるので入れていません。載せ替えた後は弊社が作ったサイトとして保守する場合で計算しました。CMSの利用料がかかる場合は別です。
頼み方 | 最初にかかる費用 | 保守の月額 | 5年分の合計 |
|---|---|---|---|
WordPressを続けて弊社に保守を頼む | 引き継ぎの点検 30,000円から | 10,000円から | 630,000円から |
デザインはそのままで載せ替える | CMS移行 300,000円から | 5,000円から | 600,000円から |
載せ替えて見た目も新しくする | CMS移行とデザインの作り直し 600,000円から | 5,000円から | 900,000円から |
5年で見ると、続ける場合と見た目を変えない載せ替えはほぼ同じ金額になります。どちらも最低額での比べ方なので、実際の金額はページ数や作業の量で変わります。今の制作会社に保守を頼み続ける場合は、その月額で1行目を計算し直してください。
金額が近いなら、決め手はお金以外になります。更新のしやすさや、プラグイン(機能を足す追加の部品)の更新を続けられるかどうかです。保守の月額で何をしてもらえるかはWordPress保守の作業の中身と費用相場で説明しています。
続けてよい会社と載せ替えを見積もりたい会社
判断の基準は1つです。WordPressを続ける理由が「今動いているから」だけなら、載せ替えを見積もって比べてください。更新する人がいて保守を頼めているなら、急いで載せ替える必要はありません。
続けてよい会社
- 社内に更新する人がいて管理画面の使い方に困っていない
- 本体とプラグインの更新を誰かが毎月している
- バックアップが取れていて戻し方も分かっている
載せ替えを見積もりたい会社
- 前任者が辞めてから誰も管理画面に入っていない
- プラグインが何年も更新されていない
- 文章を1行直すだけでも制作会社に頼んで費用がかかっている
弊社ではこれまで70社ほどの保守を引き継いできました。点検でよく見つかるのは、プラグインが古いままのサイトとバックアップが無いサイトです。どちらかに当てはまるなら続けるにしても載せ替えるにしても先に手当てが必要です。
WordPressをやめるかどうかの考え方は続けていい会社と見直したほうがいい会社の見分け方でも書いています。御社のWordPressが今どんな状態かは無料のWordPress診断で外から確かめられます。
載せ替えで失敗しないために確かめる3つのこと
旧URLからの転送を設定する
載せ替えるとページのURLが変わることがあります。そのままにすると、検索結果やブックマークから来た人が「ページが見つかりません」の画面に着きます。
Googleのサイト移転の説明では、301などの永続的なリダイレクト(古いURLから新しいURLへ自動で移す設定)を使うよう勧めています。リダイレクトはできるだけ長く残し、一般的には1年以上とされています。移転のあとは検索の順位が一時的に上下することがあり、時間とともに落ち着くとも書かれています。
移したデータを一覧で確かめる
移す前に、今のページと記事の一覧を作っておきます。移したあとに一覧と見比べて抜けているページが無いかを確かめます。
- ページと記事の数が移す前と同じか
- 画像が表示されているか
- ページの中のリンクが切れていないか
- 問い合わせフォームから送ってメールが届くか
- 旧URLを開くと新しいページに移るか
何かを触る前に、今のサイトを丸ごと控えに取っておきます。うまくいかなかったときに元に戻せるようにするためです。
公開後に誰が更新するかを決める
載せ替えても、更新する人が決まっていなければ同じ悩みが続きます。公開の前に、どのページを誰が直すかを決めておきます。社内で更新するなら、管理画面の使い方を教わる時間も見積もりに入っているかを確かめてください。
載せ替えで何をどこまで行うかはCMS移行と保守のサービスの内容に載せています。
見積もりを頼む前に上司と確かめる7項目
次の項目は、そのまま社内の打ち合わせで見せて使えます。当てはまらない項目は見積もりを頼むときに聞く質問の候補です。
- 今のサイトのページ数と記事の数を数えた
- 見た目はそのままでよいか新しくしたいかを決めた
- 今の保守の月額と作業の中身を確かめた
- 続ける場合と載せ替える場合を5年分で並べた
- 見積もりに設計とデータ移行とテストが分かれて書かれている
- 旧URLからの転送が見積もりに入っている
- 公開後に更新する人と教わる時間を決めた
WordPressの載せ替えで迷ったら弊社にできること
載せ替えを考え始めた担当者の方がよく抱える悩みは次の3つです。
- 載せ替えの見積もりが妥当か分からない
- 続けるか載せ替えるかを上司に説明できない
- 前任者がいなくて今のサイトの中身が分からない
弊社では次のようにお手伝いします。
- デザインはそのままの載せ替えは300,000円からです。記事と画像とURLの移行と旧URLからの転送まで行います
- 見た目も新しくする載せ替えは600,000円からです
- 続ける場合は他社が作ったWordPressも今のまま引き受けます。保守は月額10,000円からで、始める前に引き継ぎの点検(30,000円から)が1回かかります
続けるか載せ替えるか迷っている段階でもご相談の窓口からお気軽にお声がけください。初回の30分は無料で、見積もりも無料です。
よくある質問
WordPressから移行すると検索順位は下がりますか
一時的に上下することはあります。Googleはサイトの移転のあとの順位は時間とともに落ち着くとしています。旧URLからの転送を正しく設定しておくことが大切です。
自分で移行することはできますか
記事が少なければできる場合もあります。ただしURLの転送やフォームの確かめまで行うには手間がかかります。手が回らないときは見積もりだけでも取って比べてください。
続けるか載せ替えるか決められないときはどうすればよいですか
まず続ける場合と載せ替える場合を5年分で並べてください。弊社では見積もりは無料なので比べる材料としてお使いください。
他社が作ったWordPressの保守も頼めますか
はい。弊社では他社が作ったWordPressも今のまま引き受けています。保守は月額10,000円からで、始める前に引き継ぎの点検(30,000円から)が1回かかります。
WordPress無料診断
URLを入れるだけ。1分でいまの状態が分かります。
- —本体が安全な版か
- —公開情報から確認できるプラグインに既知の問題がないか
- —外から入れる入口が開いていないか
要対応/要確認/懸念なし で判定してどうすればいいかまで書きます。診断に会社名・氏名・メールアドレスの入力は必要ありません。
- 1公開されている情報だけを読む
URLを開いたときに誰でも見られる範囲で、本体の版、入っているプラグイン、外から見える入口を集めます。ログインは試しません。
- 2世界で報告されている事例と照らし合わせる
集めた情報をWordPress.orgが公開している全バージョンの安全性の一覧、プラグインの最新版と更新履歴、公表されている脆弱性の報告と照らし合わせます。
- 3判定して次の一手を出す
要対応/要確認/懸念なし で判定し、まず何をするかまで書きます。

