2026.10.28WEB制作

消したページが検索に出続ける|Googleから外す手順と6か月で戻る理由

AUTHORCreavePlus 編集部
消したページが検索に出続ける|Googleから外す手順と6か月で戻る理由
この記事の目次

「リニューアルで消したはずの古い料金のページがまだ検索に出ている」と上司に言われて、Googleから削除する方法を調べている担当者は多いです。検索結果に出ているのはGoogleが前にそのページを読んだときの写しなので、サイトからページを消しただけではすぐには消えません。検索結果から外すにはSearch Consoleで一時的に隠す手続きと、元のページを消してGoogleに「もう無い」と伝わる形にする作業の両方が必要です。

Search Consoleの非表示ツールで隠せる期間は約6か月で、その後は再び表示されることがあります(Search Consoleヘルプの非表示ツールの説明)。隠すだけで終わらせると、半年ほどたって同じページが戻ってくることがあるということです。

この記事では、消したページが検索に残る理由と隠す手続きでできることを順に説明します。そのうえで御社のページが隠すだけで済むのか先に元のページを直す必要があるのかを見分ける基準をお伝えします。

検索結果のページはGoogleが前に読んだときの写し

Googleは世界中のページを順に読みに行き、読んだ内容をインデックス(Googleが検索結果に出すために持っているページの一覧)に入れています。検索結果に出るタイトルや説明文は、このインデックスに入っている写しから作られます。

そのため御社がサイトからページを消しても、Googleがもう一度そのページを読みに来るまで写しは残ります。消したページが検索に出続けるのは、Googleがまだ消えたことを知らないからです。

Googleが消えたことを知る手がかりは、ページを開いたときにサーバーが返す番号です。ページが無いときは404(ページが見つからないことを示す番号)か410(ページを消したことを示す番号)が返ります。Googleの説明では、インデックスに入っているURLが404や410などの4xxの番号を返すとそのURLはインデックスから削除されるとされています(Google検索セントラルのHTTPステータスコードの説明・2026年3月6日更新)。

元のページが404か410を返していれば、Googleが読み直したときに検索結果から外れます。

Search Consoleで隠せるのは約6か月まで

Googleが読み直しに来るのを待てないときに使うのが、Search Console(Googleが無料で出しているサイトの管理ツール)の非表示ツールです。Googleの説明では、非表示ツールを使うとサイトのページを1日以内に検索結果から隠せるとされています(Google検索セントラルのページを削除する方法の説明)。

手続きは非表示ツールの[一時的な非表示]のタブから行います。[新しいリクエスト]を押して隠したいURLを入れ、[URL を一時的に非表示にする]を選びます。1つのページだけなら[この URL のみを非表示]を選び、同じ場所の下にあるページをまとめて隠すなら[このプレフィックスで始まる URL をすべて非表示]を選びます。

ただしこの手続きには3つの限りがあります。

  • 隠す効き目は約6か月で、その後は再び表示されることがある
  • Googleが読みに来ることは止まらず、検索結果に出すことだけが止まる
  • 使えるのはSearch Consoleでサイトの持ち主として確認されている場合だけ

同じヘルプでは、リクエストは通常1日ほどで処理されますが承認される保証は無いとも書かれています。

非表示ツールは急いで隠すための手続きで、ページを検索から外し切る手続きではありません。

ずっと出さないには元のページを消す必要がある

前の節のとおり、隠す効き目は約6か月で切れます。その前にGoogleが読み直して「もう無い」と分かれば、写しはインデックスから消えて戻ってきません。

Search Consoleヘルプでは、ずっと出さないための方法として次の3つを挙げています。

  1. ページを消してサーバーが404か410を返すようにする
  2. パスワードをかけて見られる人を限る
  3. noindex(検索結果に出さないでとGoogleに伝える指示)をページに付ける

同じヘルプでは、robots.txt(Googleなどに読みに来てほしくない場所を伝えるファイル)を検索から外す手段に使わないように書かれています。読みに来るのを止めると、ページが消えたこともGoogleに伝わらないからです。

見落としやすいのは、同じページが別のURLでも開ける場合です。ヘルプでは、大文字と小文字だけが違うURLやパラメータ(URLの後ろに付く「?」から始まる文字)が付いたURLもそれぞれ手続きが必要とされています。PDFのようなページ以外のファイルも、サーバーから消す必要があります。

リニューアルで古いページの中身を新しいページに移したなら、消す代わりに301のリダイレクト(古いURLを開いた人を新しいURLへ自動で送る設定)を使う方法もあります。Googleの説明では、Googleはリダイレクトをたどって送り先のページを扱うとされています。

隠す手続きとあわせて元のページを404か410にしておけば、6か月がたっても同じページは戻りません。

覚えのないページが出ているなら消す前に乗っ取りを疑う

ここまでは御社が自分で消したページの話でした。検索結果に作った覚えのないページや、覚えのない言葉の説明文が出ているなら話が変わります。

弊社のサイトもWordPressで動かしていた2024年ごろに乗っ取られたことがあります。検索結果に出る説明文が書き換えられて、海外の商品の名前が出るようになりました。管理画面も見た目もいつもどおりで、普通に開いただけでは何も起きていないように見えました。書き換えられた所を消してもしばらくすると同じものが戻ってきて、最後は別のサーバーを立ててサイトを作り直すことになりました。

このように乗っ取りが原因なら、検索結果から隠しても元を断たない限り同じものが出続けます。乗っ取りの見分け方は別の記事で説明しています。

作った覚えのないページが検索に出ているなら、隠す前にサイトが乗っ取られていないかを確かめてください。

隠すだけで済むページと先に直すページ

ここまでの話を表にまとめます。検索結果に残っているページを1つずつ当てはめてください。上司に説明するときにもそのまま使えます。

確かめること

隠すだけで済む

先に直す

検索結果のURLを開くと

「ページが見つかりません」と出る

まだ中身が表示される

同じページを開ける別のURL

無い

大文字と小文字の違いや「?」付きでも開ける

Search Consoleでの確認

サイトの持ち主として確認できている

入れない

出ているページに覚えが

ある

無い

4つとも左の列なら、元のページはもう消えています。非表示ツールで隠せば、Googleが読み直したときにインデックスからも消えます。

1つでも右の列があるなら、隠す手続きより先にそこを直してください。中身が表示されるならページを消すかnoindexを付け、覚えが無いなら乗っ取りを確かめます。Search Consoleに入れないなら、まずサイトの持ち主として確認する手続きから始めます。

御社が今日やること

次の4つは今日確かめられます。

  1. 検索結果に残っているページのURLを書き出して、1つずつ開いて「ページが見つかりません」と出るかを確かめる
  2. Search Consoleに御社のサイトが登録されていて自分のGoogleアカウントで入れるかを確かめる
  3. 中身がまだ表示されるページは、消すかnoindexを付けるかを上司と決める
  4. 急ぐページだけ非表示ツールで隠し、申し込んだ日を書き残しておく

やりがちな失敗は、非表示ツールで隠して終わりにしてしまうことです。元のページが開けるままだと、約6か月後に同じページが検索に戻ってきます。

サイトの外から見える状態をまとめて確かめたいときは、無料のサイト診断を使えます。

弊社がやっていること

弊社は2017年から300件以上のサイトやシステムを作ってきました。他社が作ったサイトの保守を引き継いだのも70社ほどあります。引き継ぎでは管理画面とサーバーに入れるかを最初に確かめて、弊社用の管理者アカウントを作ります。使われていない古いアカウントも洗い出します。

前の制作会社とのやり取りが途絶えてSearch Consoleやサーバーに入れないときも、何が必要かを確かめるところから手伝えます。管理会社を替えるときの確かめ方は別の記事で説明しています。

一方で弊社をすすめない場合もあります。

  • Search Consoleに入れて元のページも消えているなら、御社で手続きを進められるので弊社に頼む必要はありません
  • Googleが検索結果から消す日は弊社にも約束できません

サイトの保守をまとめて任せたいときは料金の一覧をご覧ください。御社のページがどちら側か迷うときは相談の窓口からご連絡ください。初回の30分は無料です。

よくある質問

非表示のリクエストをしたのに検索結果から消えないのはなぜですか

リクエストは通常1日ほどで処理されますが承認される保証はありません。Search Consoleの非表示ツールでリクエストの詳細を開くと断られた理由を確かめられます。

robots.txtで止めれば検索結果から消えますか

消えません。Search Consoleヘルプではrobots.txtを検索から外す手段に使わないように書かれています。ページを消して404か410を返すかnoindexを付けてください。

消したページは新しいページに転送した方がいいですか

中身を新しいページに移したなら301のリダイレクトで転送してください。Googleはリダイレクトをたどって送り先のページを扱います。移した先が無いページは404か410を返す形で消します。

前の制作会社が登録したSearch Consoleに入れないときはどうしますか

非表示ツールはサイトの持ち主として確認された場合だけ使えます。御社のGoogleアカウントで持ち主の確認を新しく行ってから手続きを進めてください。

先に話を聞きたい方は30分の無料相談へ →

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